2020/01/07

連載「なまえのはなし」

「なまえのはなし」は、朝日新聞に元日から7日まで載った連載記事。以下は、それを繰っていてヒットした記述。

0. 小沢健二 https://www.asahi.com/articles/DA3S14313844.html
1. いってつ https://www.asahi.com/articles/DA3S14314038.html
2. 翼 https://www.asahi.com/articles/DA3S14315146.html
3. ヒロユキ https://www.asahi.com/articles/DA3S14316337.html
4. つくる https://www.asahi.com/articles/DA3S14316470.html
5. 温又柔 https://www.asahi.com/articles/DA3S14317827.html

・「キラキラネーム」は心理学的にもマイナスの影響がある!?
https://blog.counselor.or.jp/family/f222

・伊藤資浩・宮崎由樹・河原純一郎 (2016) 奇抜な名前が社会的評価の印象形成に及ぼす影響 日本認知心理学会発表論文集, 140.
 外見や社会的地位だけでなく名前そのものが対人評価に影響することがある。例えば,名前の魅力や流暢性の高さが付加価値となり,社会的な評価場面において好意的な印象が形成される。本研究では,名前の奇抜さが見た目の社会性,特にリーダーシップ性に及ぼす影響を検証した。具体的に,名前の奇抜さ(奇抜な名前・一般的な名前)と元々の見た目のリーダーシップ性の程度(低群・中群・高群)を実験要因として,被験者は呈示される若年者の顔画像と名前から見た目のリーダーシップ性の程度を評価した。その結果,元々の見た目のリーダーシップ性の程度に関わらず,一般的な名前に比べて奇抜な名前が呈示されたとき,リーダーシップ性は低く評価された。またこの効果は,高齢者の顔画像が呈示されたとき強く生じた。これらの結果は,近年のいわゆるキラキラネームは社会性評価において付加価値とならず,外見に関わらず非好意的な印象を生むことを反映している。

・宿利由希子 (2017) 個人名に対する印象と人物像の整合性について 日本認知科学会第34回大会 https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2017/proceedings/pdf/JCSS2017_P1-43.pdf

・高田夏子 (2001) 名前とアイデンティティ 上智短期大学紀要, 21, 1-9.

・稲垣 勉・上原依子 (2018) 潜在的自尊心の指標としての「名前の選好」: 潜在連合テストとの相関関係からの検討 鹿児島大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編, 69, 143-153.  https://core.ac.uk/download/pdf/159517556.pdf

・竹尾和子・矢吹理恵 (2006) 在日外国人の名のり行動における関連要因の検討:エスニック・アイデンティティ研究の一視点 発達研究, 20, 67-80. http://www.coder.or.jp/hdr/20/HDRVol20.8.pdf