2020/04/14

キー・ワーカーこそ

今月から「社会時評」の担当が、ブレイディみかこさんになった。
初回は「新型コロナと英キー・ワーカー」。

 新型コロナウイルス感染拡大で事実上の外出禁止令が出た英国では、当然ながら学校もお休みだ。が、実は学校に通っている子たちもいる。政府が「キー・ワーカー(地域に必要不可欠なサービスの従事者)」と認定した人々の子どもたちだ。医療従事者、警官、教員、保育士、介護士、公共交通機関職員、スーパーマーケット従業員などがそれにあたる。
 こう書き出してみて気付くのは、非常時に「鍵となる勤労者」と呼ばれるほど重要なサービスを提供する職業が、おしなべて低所得の仕事ということだ。ウイルス感染の恐れに晒されながら患者の世話をする看護師、買い占めで空っぽになった棚に食品を並べ続けるスーパーの店員、キー・ワーカーたちを毎日職場に運ぶバスの運転手、自主隔離の同僚が増えギリギリの人数になってもキー・ワーカーの子どもたちを笑顔で迎える保育士。これらの人々の年収は、大企業や銀行幹部の報酬と比べるとシュールなほど少額だ。
(略)
 新型ウイルス危機はやがて去る。しかし、それは人々の経済や財政に対する考え方を大きく変えるだろう。私たちは気づいたからだ。平時のゆとりこそが緊急時の対応力だということに。そしてどんな仕事が社会の真の屋台骨であり、不当に過小評価されてきたかということに。



 イギリスは新型コロナで変わるだろう。その予兆はジョンソン首相の言葉からもうかがえる。かたや日本。変わる予兆が全然見えない。orz

 キー・ワーカー。エッセンシャル・ワーカーとも呼ぶらしい。