2020/04/30
名前のインパクト
NHK Eテレ
《バリバラ桜を見る会:バリアフリーと多様性の宴》
バリアフリーと多様性(バラエティ)を旗印に進化してきたバリアフリー・バラエティ『バリバラ』。
4月30日(木)第2部 旧優生保護法
レギュラーの玉木幸則さんが、ゲストで登場した小林寶二・喜美子夫妻と伊藤詩織さんが実名で告発したことについて「名前を出して被害を明らかにさせていくことは社会を変えていくための原動力になっているのは間違いない」と、その意義を強調した。
小林夫妻は旧優生保護法で中絶ばかりか、不妊手術までされ(しかも、知ったのはつい最近の3年前)、実名で国家賠償訴訟裁判を闘っている。伊藤さんも途中で名前を公表した。
2016年7月に起きた相模原障害者施設殺傷事件で、被害者の名前は公表されなかった。神奈川県警は「遺族の強い要望」を理由にあげた。その裁判員裁判では、横浜地裁が被害者の名前を法廷で公表せず、殺害された人は「甲A」、けがを負わされた人は「乙A」といった記号で呼ぶことを決めていた。
それに耐えられなかった美帆さんのお母さんは、この呼び方に納得がいかず、初公判直前に姓を伏せたうえでの名前公表を決断した。フルネームの公表には至らなかったのがつらい。
「ちゃんと美帆という名前がある」「美帆は一生懸命生きていました。その証を残したい。美帆の名を覚えていてほしい」。
3月31日、植松被告の死刑が確定した。それで幕を閉じようとしている状況に対して、玉木さんは告発する。
「一部の異常者がやったこと? もう過去のこと? 違う。そこにも、ここにも、ぼくのなかにも、今も内なる優生思想はある。植松聖死刑囚を罰したとしても、彼を生んだ社会はそのままここに残っている」と。
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4月23日(木)第1部 ネットヘイト再放送の突然中止
4月26日午前0時から再放送されるはずだった、4月23日の「バリバラ桜を見る会 ~バリアフリーと多様性の宴~第1部」が急遽、4月2日の「新型コロナ〝自粛〟検討会議」に差し替え。放送の2時間半前という直前のタイミングで、出演者や関係者に連絡があったという。
番組の冒頭で、どこかの国の国会論議が再現。おでこに「アブ」を貼り付けたあぶないぞうと、誰かにそっくりの無愛想太郎が登場。それがひっかかったらしい。30日の放送を予定通り行うことを条件に上層部の決定に応じたと言われている。
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